初めてだらけのToDoアプリの開発には、今となっては懐かしい、けれど当時はとても苦労した、
様々なエピソードが隠れています。
今回は、そのうちの一つ、「React Native」の使い始めについてのエピソードです。
準備は万全の環境構築
フロントエンドのFWとして、「React Native」を選んだUniQooOneメンバー。
初めてのReact Native、念入りに下調べをし、準備を進めていきます。
今回参考にしたのはネットで見つけた導入成功事例の記事。
忠実に手順を追っていけば、確実と考えました。
ios、Androidそれぞれの開発に必要なパッケージもインストールし、
いざ、ReactNativeプロジェクト起動!
・・・と思いきや、まさかのエラーが発生しました。
手順書通りのはずなのに
成功事例の手順書通りにやってみてもエラーが出ている、ということは、
うっかりどこかを間違えた、もしくはこの手順書が間違っている?
そう思い、再度見直しをし、また、ほかの成功事例の手順も検索してみました。
事例が少ないReact Nativeですが、探せばいくつかの事例は出てきます。(日本語とは限りませんが。)
そこで、一通りの事例・手順書を試してみることにしました。
が、
どの事例を試しても、起動に失敗してしまいます。
手順書通りにやっているのに、なぜ・・・?
まさに負のループ
ありとあらゆる手順書を試してみましたがどれも失敗。
こうなったらもう手探りです。
「インストールしたパッケージが足りていない?追加でインストールしよう!」
⇒エラー
「このパッケージも必要なのでは?」
⇒エラー
「もしかしてパッケージ入れすぎた?いったん全部消してやり直して・・・」
⇒エラー・・・
こうなると負のループ、何がいけないのか分かりません。
解決案は、つぎはぎ方法
開発は始まったばかりだというのに早くも行き詰ってしまったUniQooOneチームでしたが、
なんとか解決の糸口を見つけました。
それが、各事例のつぎはぎです。
ReactNative含め、開発技術は日々進化、アップデートされています。
いくら成功した事例であっても、情報やバージョンが以降更新されていなかったりすると
その通りやってもうまくいかないことがあるのです。
そこで、各事例の中で新しい部分のみ情報をピックアップし、つなぎ合わせて構築を進めました。
その結果、無事、ReactNativeが起動したのです。
暗中模索、だから楽しい
今回紹介したこと以外にも、UniQooOneは様々な面で悩みながら進んできました。
自社開発では、誰も答えを知らない暗闇のような問題に対しても、自分たちの力で切り開いていく必要があります。
それは苦しくもあり、またやりがいでもあります。
UniQooOneが悩み、解決してきたほかの事例については、また近々ご紹介します♪